Entries

愛の海

ぼくはもうあまりほしいものがない。
無償の愛を知れば、もうなにもかもよかろうなのだ。
なにせじぶんから湧き出た水を飲むまでは渇きっぱなしだった。
ところでぼくは、人生の行きつく先まで見てしまった…
ひとり遊びがきわまって、神々と遊んだせいで、
もうなにもかも青ざめた。
それは賢者の石へと変わった魂のせいだ。
万物は黄金、体は健康、真理は自ずと現れて、
魂だけが、神のもの!
おおこのすばらしさ、光の祝福!
山頂だけが許されたあずかりものだ。
簡単なことさ、先を生き過ぎた、はるか未来を。
だが、さて、あとはしぼむだけなのだろうか?
それともなにか、演じるのだろうか?
大洋の一滴ともなるだろうか?
ぼくは?
ともあれ、だ。まだすこしほしいものがあるぞ。
あの女神にあわなくっちゃぁな。黄金の体、人生の極み、
比類なき美のアフロディーテに。
スポンサーサイト

Appendix

三田文学編集部

mitabun

月別の一覧

日めくり

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索