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背骨

こんにちは。
昨日、「三田文学」夏季号が無事に校了をむかえました。
あとは、本のかたちになって、みなさまのお手元に届く日を待つばかりです。

ふと思い出したのですが、先日、雑誌の特集で、装丁家の祖父江慎さんが
本のかたちについておもしろいことを言っていました。
わたしたちは、本のかたちはこういうものと思いこんでいるので、
「なぜ、本は片方が綴じられているのだろう?」と疑問に思うことは
なかなかありません。でも、それにも意味があるのだと祖父江さんは言います。
紙を綴じることは、紙の束に背骨がとおることであり、時間軸が生れることなのだと。

編集作業は一枚一枚のゲラでおこなわれます。
もう順番の変えることのできない、一冊の本におさめられた作品を読むとき、
どんな気持ちがするのだろう。今からたのしみです。

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三田文学編集部

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